ウォールナット材とは

家具店で最も人気のあるウォールナット材

ウォールナット材は厳しく管理されたアメリカの森が生み出します

米国では、400万もの農家により約1億 1千万ヘクタールのアメリカ広葉樹林が所有されています。

これらの個人所有者が森林を所有する動機は林業からの利益ではなく、森林を所有すること自体を喜びとし、自然の恵みを次世代へと受け継ぐことなのです。

そのため広大な面積を一度に伐採する皆伐ではなく、周りの若木の環境などを考慮し1ヘクタール当たりで製材向け径級に遷した立木2-3本だけを択伐します。

しかも所有者の一生のうちに1度か2度程度伐採するに過ぎません。

この多樹種が混在するアメリカ広葉樹林は、ほとんど植林を行わず、化学肥料や濯灘システムも用いずに自然交配により成育します。

またこの豊かな森林はさまざまな動植物の健全な生息環境をも提供し、シカやリスなどの野生動物の足跡も容易に見つけることが出来ます。

さまざまな恩恵をもたらすアメリカ広葉樹林は、州や連邦政府が個人所有者と一体となりこの素晴らしい森林の価値が守られるよう包括的に森林経営されています。

しかし、アメリカ広葉樹は全体の約80%が民間所有で、残りの約20%が連邦政府もしくは州政府の所有となっています。

連邦または州政府所有の森林地帯は概ね公園やレクリエーション活動などに用いられ、そこから広葉樹を伐採することはほとんどありません。

つまりアメリカ広葉樹材は民間所有林から9 0%以上が伐採出材されています。

そしてこれら民間所有のほとんどが小規模な家族経営で所有されており、それぞれの平均所有面積は20hq未満に過ぎません。

その様な森林管理の中で伐採されている日本に入ってくるウォールナット材は特に価値があります。

ウォールナット材についての詳しい説明

分布/産地

米国東部全域だが、主産地は米国中部。植林と自然再生の両方が行われる数少ない樹種のひとつで製材、単板ともに適度に入手しやすい。

主な特徴

辺材は乳白色、心材は淡褐色から濃褐色で、紫がかっていたり濃い色の筋が入っていることもある。
辺材の色を濃くするために蒸気煮沸処理してある場合も、していない場合もある。
木目は一般的に通っているが、ときには美しく、装飾的な波杢や縮み杢が入ることもある。
濃い色の心材は紫外線にさらされると、年月とともに色槌せていきます。

物理/力学特性

強くて硬く、密度、曲げ、破壊強度は中程度。剛性は低い。
スチーム曲げに適している。

耐久性

心材の耐久性は非常に高く、腐れの出やすい条件下で最も耐久性に優れている樹種のひとつです。

主な用途

家具、キャビネット材、高級内装材、高級造作、ドア、フローリング、銃床、明暗の対象を出すため淡色の材と合わせて用いられることが多い。

ウォールナットチェスト写真

ウォールナット材のチェスト